ブロック塀の倒壊による事故はこれまでにも度々ニュースになっており、その危険性についてはご存じの方も多いでしょう。
老朽化して耐力の低下したブロック塀。現行の基準に適合していない、耐震性の低いブロック塀。
今回は、そんな危険なブロック塀の撤去・建て替え事例のご紹介です。
高浜町の補助金を活用
冒頭でお伝えしたようなブロック塀の倒壊による事故をなくすため、多くの自治体で危険なブロック塀の撤去に補助金を交付する制度が用意されています。
もちろん、高浜町も例外ではありません。
高浜町では危険ブロック塀の撤去だけでなく、ブロック塀から県産材を使った板塀に建て替える工事に対しても補助金が交付されます。
高浜町|危険ブロック塀等除却支援事業について
この建替え工事には、実に多くのメリットがあります。
まず、補助金を使えるという点。
ふたつ目は、地震の際にブロック塀が倒壊するリスクを回避できる点。
そして、板塀ならブロックやフェンスに比べて環境に調和しやすいこと。
最後に、地産地消に貢献できること。
考え抜かれた『大和塀』の機能性
新しくなった板塀。よく見ると、あえて面をそろえず表と裏で互い違いに板が張られていることがわかりますか?
こうすることで板と板の間に隙間ができ、風が抜けやすくなります。
だから、強風で倒壊することもないし、庭もジメジメせず、板塀そのものも長持ちする。だけど、視線は抜けないので、ご家族のプライバシーはしっかりと守られます。
このように、あたたかみのある木の素材感に加えて、地域風土や住環境、建物に合わせて自由にデザインできる点も、板塀の魅力といえるのではないでしょうか。
建物に調和し、町並みに溶け込む
黄味がかったブラウンの板塀は、老朽化したブロック塀の頃と比べると、街並みまで明るく見せてくれるようです。
昔ながらの日本家屋とも、庭の緑との相性もよく、田舎の景観を乱すことなく風景に溶け込む板塀。
ブロック塀の老朽化や安全性でお悩みの方は、ぜひ鳴戸建築にご相談ください。私たちと一緒に街の安全を守り、景観をも豊かにする取り組みを始めましょう。