建て替え、リノベーションのタイミング

こんにちは、鳴戸建築の広報担当です。

家を新築するというと、結婚してすぐ、あるいは子どもが小学校に上がる頃など、比較的若いうちに計画される方が多いと思います。

それに対し、建て替えやリノベーションは50代、60代の方に多い気がします。

その理由はいくつかあって、家を建ててから30年ほどが経ち、ちょうど住みづらさを感じ始める頃だから、というのがひとつ。
昔の間取りが現在の暮らしに合わなくなってきたというのもありますが、自分たちが年をとってきたことで、暮らしづらさを感じ始めるというのもあるでしょう。
2階へ上がるのがつらいので、1階だけで生活できるように改修したいという声は、やはり多いですね。

建て替えなんかだと、なんとなくタイミングを逃してしまい、70歳くらいになって工事をスタートされる方もいらっしゃします。

タイミングを逃してしまう理由として多いのが、「二世帯住宅にしようかどうか迷っていた」というもの。
二世帯同居の多い、福井県ならではの悩みなのかもしれませんね。

しかし、昔とちょっと違うのは、今はお嫁さんが二世帯同居に難色を示すばかりでなく、ご両親の方でも「気を遣うから同居したくない」と考える人が増えているという点。
そんなことを考えているうちに機会を逃してしまうわけですが、高浜は敷地の広い家も多いので、最終的には離れを建てて敷地内同居に納まるパターンが多い気がします。

敷地内の空いたスペースに若夫婦の家を新築し、古くなった母屋は改修する。または、建て替える。

なんとなくタイミングを逃してしまうというのもわかりますが、決断は少しでも早い方がいいのは確かです。
多少の老朽化であれば改修だけで済むところ、雨漏りや床のきしみを長年放置した結果、構造部の腐朽がすすんで建て替えざるをえなくなってしまう場合もあります。

それに、どうせなら60歳、70歳になって家を新しくするよりも、早めに計画をスタートして、住みやすくなった家で少しでも長く暮らしたいと思いませんか?

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