建築費の高騰は、これからの住宅新築にどう影響する?

こんにちは、鳴戸建築の広報担当です!

住宅設備に生コン。この春も建材価格は値上げつづき。
2020年の東京オリンピック需要による建設費高騰が始まった辺りから「オリンピックが終わるまでは…」という住宅の建て渋りの声が聞かれるようになりましたが、そのオリンピックが終わったあとも、コロナ禍の巣ごもり需要に起因したウッドショックや、ウクライナ危機による原油・鋼材価格の高騰など、建設費は落ち着くどころか上昇する一方。

「そろそろマイホームを…」と思いつつも、下がらない建築費を前にタイミングを見失っている方も多いでしょう。

一度上がった物価は、そう簡単には元に戻りません。
高騰中の建材価格もどこかで高止まりし、一旦は落ち着くかもしれませんが、物価が再び下がるときは“住宅ローンの金利が上がるとき”であるとも考えられます。

経済の動きは、誰にもわかりません。
今後、物価はまだまだ上がるかもしれないし、下がるかもしれない。金利も上がるかもしれないし、現状維持かもしれない。
それならば、家を建てたい理由のある今が“建てどき”であるといえるのではないでしょうか。

今は、家づくりの転換期です。

物価の上昇により坪単価が上がって、家の価格は数年前に比べてたしかに割高になっていますが、その分、最近では家そのものがコンパクトになっています。
多少割高でも、小さく建てれば総額は抑えることができますし、維持管理費や光熱費も築年数の古い家に比べれば安くなるでしょう。

今の時代に家を建てるのであれば、

「本当に必要なものを見極め」
「取捨選択をしながら」
「等身大の家を建てる」

ということが、これまで以上に求められます。
だから、予算管理はきっちりと。無理のない計画で進めていきましょう。

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