こんにちは、鳴戸建築の広報担当です。
12月に入ると、頭をよぎるのが「今年の大掃除、いつやろうかな」ということ。忙しい年末、ついつい後回しにしがちですが、実は12月13日が大掃除を始めるのに縁起のいい日だって、ご存知でしたか?
昔から、この日は『鬼宿日』と呼ばれる吉日で、ご先祖様の霊が家に帰ってきて守ってくれる日とされていたそうです。お寺や老舗の旅館では、今でもこの日に大掃除を始めるのだとか。全部をその日に終わらせなくても、この日から少しずつスタートすることで、気持ちよく新年を迎えられそうです。

大掃除を効率よく進めるコツは、何と言っても”事前の準備”。まずはスケジュールを立てること。どこを、いつ、誰が掃除するのか、カレンダーに書き込んでおくと安心です。掃除は高いところから低いところへ、奥から手前へ進めるのが基本。天井や照明器具を先に掃除して、最後に床をきれいにすれば、二度手間になりません。
そして、掃除を始める前にもうひとつ大切なのが、不用品の片付けです。物が少なければ少ないほど、掃除はぐんと楽になります。この機会に、使っていないものや古くなったものを思い切って処分してみる。ゴミの日を確認しながら、計画的に進めていくといいですね。
ここで、家づくりの視点から少しお話しすると、実は”収納の配置”が大掃除の負担を大きく左右します。収納場所があちこちに散らばっていると、物を出し入れするだけでも一苦労。掃除の際も、あちこち移動しながら作業することになります。
でも、玄関に土間収納があったり、リビングに大容量のファミリークローゼットがあったりすれば、物の居場所が集約されて、掃除の動線もスムーズになります。
つまり、暮らしやすさは、日々の掃除のしやすさにもつながっているというわけですね。

さらに、大掃除の負担がぐっと減るのが、平屋の家。
階段の上り下りがないので、大掃除に限らず日々の掃除の負担も大幅に軽減されます。
とくに、高浜のような海沿いの町では、潮風の影響で窓が汚れやすい場合もあります。その点、平屋なら屋外からの掃除も容易に。
年末は何かと慌ただしくて、「大掃除が間に合わない!」ということもあるかもしれません。でも、完璧を目指さなくても大丈夫。できる範囲で少しずつ、家族みんなで分担しながら進めていけば、きっときれいな家で新年を迎えられます。
私たち鳴戸建築は、高浜で暮らす皆さまの住まいを、建てたあとも末永く見守っています。「収納が足りなくて掃除が大変」「もっと家事がしやすい間取りにしたい」といったご相談も、お気軽にお声がけください。
暮らしやすい家は、掃除もしやすい家。そんな住まいづくりを、一緒に考えていきましょう!


